【東京ディズニーシー】大雪の可能性もあった悪天候の日のインパーク (2023年2月)

こんにちは,ドナルド・だっくんです。

東京ディズニーシー: 2023年2月10日(金),冷たい雨の中のインパーク(ランドは18時30分営業終了日)

2月10日の午前中に東京で所用があったので,午後から東京ディズニーシーへ行ってみることにしました。そもそも私は暑いより寒い方が苦手のため,真冬にパークへ行くことはあまり多くありません。そんな私がそれでも今回行こうと思ったのは,「ファンダフル・ディズニー・パスポート(対象日限定)」で通常よりお得にパークへ入れることと,期間限定イベント「ミニー・ベスティーズ・バッシュ!」が気になったため。

東京ディズニーシーばかり行っているので,たまにはランドにしようかと思ったのですが,2023年2月10日(金)のランドは,パナソニック社の夜間貸切営業日のため18時30分で通常営業終了日。午後から行って,18時30分終了はさすがにちょっと早いと思い,いつも通り(?)シーへ。

この日は関東平野部でも雪が積もる可能性があるということでしたが,舞浜は雪ではなく冷たい雨が降っていました。

14時30分頃: 東京ディズニーシーのエントランスへ到着

東京での用事を終えて東京ディズニーシーの入園口に到着したのは14時半頃。真冬の冷たい雨の日ということで,ガラガラかと思ったら,この時間に入園(再入園の可能性あり)する人がそれなりにいて,少々驚かされました。手荷物検査場は2カ所のみ開いており,2組程度の待ちが発生しましたが,待ったうちに入らない程度の時間。

傘をささなければ濡れてしまうくらいの雨だったので「ミニー,ウィー・ラブ・ユー!」は中止だろうと勝手に判断して,先日,2月末で終了となる発表があった,マーメイドラグーンシアターで行われているキャラクターグリーティングへ向かうことにしました。

しかし……,どうやらこの日は「ミニー,ウィー・ラブ・ユー!」のショーは中止でしたが,水上グリーティングが行われたらしく,ちゃんとチェックしておけば良かったと後悔……。
※Twitterで見た情報なので,本当にグリーティングがあったかどうかは未確認です。

雨の中,マーメイドラグーンまで歩くのは少し面倒だったので,待ち時間5分で乗船可能だったトランジットスチーマーラインでロストリバーデルタまで行き,そこから戻る感じにしました。

2023年2月10日(金)TDS_001

この日は気温が3度くらいしかなく,ただでさえ寒いのに,船に乗って風を切るとめちゃめちゃ寒く,乗船中にスマートフォンをいじろうなどとは思えない状況。また,船の側面から雨が結構吹き込んできて,真ん中辺りに座っていないと,それなりに濡れる感じ。6列目の座席は雨の吹き込みがすごく,濡れやすいということで案内を中止しているような状況でした。

15時頃: マーメイドラグーンシアターに行くも諦めて,海底2万マイルへ

マーメイドラグーンシアターに到着したのが15時前。入園直前に東京ディズニーリゾート・アプリで待ち時間を確認した時は40分だったはずなのですが,到着してキャストの方に伺うと50分程度とのこと……。

実は15時50分から「ホライズンベイ・レストラン」のプライオリティ・シーティングを取得していたため,時間が厳しいと思い,海底のキャラクターグリーティングは断念。ここでキャラクターグリーティングが行われるのは2月末までなので,残念ではありますが,仕方ありません。昨年10月に一度体験しておいて良かったです。

寒いことに加え雨が降っているため,屋内のキング・トリトン・キャッスルの中はかなり混雑していました。上記,キャラクターグリーティングも屋外のロストリバーデルタのグリーティング・トレイルより長い待ち時間となっていたようです。

海底でのキャラクターグリーティングを諦めて向かったのは,「海底2万マイル」。マーメイドラグーンからホライズンベイ・レストランへ向かう途中に位置するアトラクションで,おそらくそこまで混んでなくて,並んでいる時にも屋根がある場所ということで選択。

キャストの方に伺ったところ15分程度の待ち時間ということで,プライオリティ・シーティングにも間に合いそうでちょうど良い時間。

それなりの列になっていたため,待ち列(キューライン)はネモ船長の書斎の前を通るように誘導されていたのですが,列の動きが早く,あっと言う間に書斎前を通過してしまいました,もう少しゆっくり見たかった……。

小型潜水艇には2人×2組に私1人の5人で乗り込み,進行方向に対して一番奥の席に一人で座りました。この席からだと,アトラクション開始すぐに,「隠れニモ」とも言われている隠れクマノミをばっちり見ることが出来ますので嬉しい限り。一人で黙々とサーチライトを動かして楽しみました。

15時45分: ホライズンベイ・レストランへ

海底2万マイルを堪能した後は,今回のインパークの目玉でもある「ミニー・ベスティーズ・バッシュ!」の装飾がされているホライズンベイ・レストランへ。

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プライオリティ・シーティングの受付時間より少し早い15時45分頃に到着,店内に入り食事購入をして着席するまでに15分かからない程度で空いている印象。

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注文したのは写真のものが全て。元々,スペシャルドリンクの「ピーチミルク」と「ココアマフィン&ホイップ、スーベニアプレート付き」は頼む予定で,寒かったため「ポテトとビーツのクリームスープ」も追加しました。

この「ポテトとビーツのクリームスープ」はイベントスペシャルメニュー「ミニーのラブリーセット」に付いているスープですが,単品でも頂くことは可能で税込440円。ポテトが結構利いているのか,少し重たい感じの腹持ちが良さそうなスープで軽食にはちょうど良かったです。そして,こちらのスープは仕掛け(?)がありまして,よく混ぜると色が変わっていきます。その様子はTwitterで投稿しましたので以下に貼っておきます。

税込440円でお腹にたまり,色が変わるという楽しみもあるのは結構お得な気がします。

ピーチミルクは桃の味がしっかりついており,それでいてミルクも感じられる一品。甘いかと思ったら,そこまで甘過ぎるということはなく,最後まで美味しく頂きました。

店内の装飾はそこまで大がかりではありませんが,イベントをやっていることは充分にわかる感じ。店内を隈なく見て回ったわけではありませんので,見落としがあるかもしれませんが,イベント限定のオブジェは特になかったかと思います。

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イベント装飾が施されているわけですが,あまり写真を撮っている方はいなかった印象。それよりも,この日は寒かったので,皆さん暖を取ることに一生懸命だったのかもしれません。

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16時20分頃: ディズニーシー・エレクトリックレールウェイでアメリカンウォーターフロントへ

ホライズンベイ・レストランで軽食を楽しんだ後は,エレクトリックレールウェイでアメリカンウォーターフロントへ戻ります。この日は運良く17時5分開演の「ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~」にエントリー当選していたのです!

エレクトリックレールウェイの待ち時間はこの時,10分~15分程度とのことで,雨の中歩いて戻るより良いだろうと思い,並んで待つことにしました。

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並んでいる時にふと,壁の方を見ていたら,いきなり壁が動いてキャストの方が出て来たので,びっくり。改めてよく見ると確かにドアになっているんですね,ここの壁。しっかり作り込まれており,ドアノブがなかったら気付くのは無理なのではないかと思います。

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時空を超えて20世紀初頭のアメリカンウォーターフロントからやって来るエレクトリックレールウェイはいつ見ても格好良いです。あまり意識をして見たことがなかったのですが,そこまで暗くないにも関わらず,前照灯が点いているのは珍しいような気もします。

17時5分~: ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~ 観賞

突然ですが,私がTwitterでディズニー情報をチェックするようになったのは,2021年11月18日。それから沢山の情報を確認してきたのですが,その中の一つに「ミッキーゲッダン」というものがあります。

この言葉が何を示しているのか,最初は全くわからなかったのですが,ビッグバンドビートで時々見られるミッキーのスペシャルな動きであることを,去年の夏くらいにようやく認識しました。

認識してからというもの,いつかは「ゲッダン」が見たいと思っているのですが,まだ見ることは叶っておりません。

2023年2月10日(金)TDS_010

今回の公演でも(私が思っているゲッダンが間違っていなければ)ゲッダンは見られなかったのですが,ミッキーの力強いドラムパフォーマンスやドナルドの何だか可愛らしいなで上げなど,いろいろと楽しませてもらえました。ビッグバンドビートは,やはり最高です。

今回アサインされたのは,Cブロックのバケーションパッケージ or ラウンジ利用の方たちのすぐ隣の席。ステージ全体を見渡せて,ビッグバンドビートの雰囲気全体を楽しむことが出来ました。

「~ア・スペシャルトリート~」はそれはそれで楽しいのですが,やはり早く,生演奏を楽しみたいと思う自分もおり,この辺りは難しいところではあります。

17時30分~: ホテルにチェックインするため,一度退園

ブロードウェイ・ミュージックシアターから出ると,雨は弱くなるどころか,むしろ強くなってきており,少し風も出始めていました。この日,私は折り畳みの傘しか持っておらず,1泊用の宿泊グッズもずっと持ち歩いており,少し邪魔だったので,このタイミングでホテルにチェックインすることにしました。

宿泊先は東京ディズニーリゾート・オフィシャルホテルの1つである「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」。ランドが18時30分閉園ということもあり,この時間にしてはリゾートラインもホテルのチェックインカウンターも混んでいた印象。

ホテルについても熱く語りたいところではあるのですが,今回は省略します。ここだけの話でもないのですが,私はディズニーと同じくらいホテル宿泊も好きで,結構いろいろなホテルに泊まること(観光に際してホテルに泊まるのではなく,ホテルに泊まるためにホテルへ行く)を楽しんでいるのですが,その話はまたどこかで……(そもそも,ホテル宿泊の魅力を教えてくれたのはディズニーホテルでした)。

シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルのサービスデスクに傘を借りられないか尋ねたところ,用意があるとのことで,無事に長い傘を借りられました。一部の荷物を部屋に置き,身軽になって再度シーへ向かいます。

シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルで傘を借りる

18時30分頃: 東京ディズニーシーへ再入園

パークを出て,ホテルでチェックインをして,再びパークへ戻って来るのに1時間というのはまぁまぁ,早い方なのではないかと思います。

この時間も雨は本降りで風が時々強く吹いていました。写真のように,アクアスフィア周辺にはほぼ人はおらず,写真を撮っているのも私くらい。

この天候では「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」は中止だろうと思ったのですが,キャストの方に聞いたところ,「今のところ(当日18時45分くらいの時点)中止ではありません。」との回答に驚かされました。

ちなみに,私は18時50分からレストラン櫻のプライオリティ・シーティングを取得していたため,ビリーヴ!公演があったとしても見るのは厳しい時間ではありました。ビリーヴ!については,1月にシーを訪れた際に,奇跡的にエントリー当選して結構良い位置で見られたので,今回はパスしてしまっても良いかなと思っていました。とか何とか言いながら,今回もエントリー受付をしたところ,しっかり外れたわけなのですが。

18時50分~: レストラン櫻へ

この日の夕食はレストラン櫻。1人で来ているのは私くらいでしたが,特に何か視線を感じることもなかったです。テーブルに案内されるまでの待合席に1人だけで座っている時だけは,少しだけ寂しい気分になりましたが(苦笑)。

今回アサインされたテーブルはレストラン櫻の奥の方に位置するテーブル。ここまで入ってきたのは実は初めてでしたので嬉しかったです。

レストラン櫻の奥の方,壁の境目

壁に目を向けると,明らかに作りが違う感じになっており,「ひょっとして予算がなくてレンガを敷き詰められなかったのでは!?」などと思い,帰り際にキャストの方に伺ってみました。「レストラン櫻は人気店のため増築を繰り返しており,増築した部分は他とは違う感じになっている」とのことで納得。

レストラン一つでも,このような凝った作り込みが見られるのは,ディズニーパークの凄いところかと思います。

今回注文したのは,焼酎カクテル(紅茶リキュール&アップルジャム)と天麩羅膳,そして食後のデザートにきなこのクレームブリュレの3品。

焼酎カクテル(紅茶リキュール&アップルジャム)

焼酎カクテル(紅茶リキュール&アップルジャム)はアルコール度数は7%程度で,少し焼酎を強く感じるかもしれないとのことでした。

写真のグラスに刺さっている茶色の棒はチョコレートで食べられます。手前のシナモンシュガーでシロップを混ぜて甘さを自分好みに調整していきます。初めによくかき混ぜずに上の方だけ飲んだところ,確かに焼酎の味が結構しましたので,調子にのって(?)シロップを大量投入して,よく撹拌したところ,結構な甘さになりました(苦笑)。そして,甘くなると,結構グビグビ飲めてしまいましたので,お酒があまり強くない方は油断しないよう注意が必要です(私は,お酒は強くありません)。

天麩羅膳はまず初めに季節の前菜が来まして,その後にお膳という流れ。茶碗蒸しがプラスチックカップではなく,ちゃんと(?)器に入れられており,非常に熱々の状態で頂くことが出来たのは嬉しかったです。天麩羅は手前のオリジナルの塩(しょうゆ風味)で食べる方が,天つゆよりも私は好きです。

きなこのクレームブリュレ

きなこのクレームブリュレは文字通り,きなこの香りがして,それほど甘すぎず,意外に(?)さっぱりとした一品。締めのデザートとしては,口に残り過ぎることもなく,温かいお茶にも良く合い,美味しかったです。

レストラン櫻での食事を楽しんでいる間にビリーヴ!中止をTwitterで確認しまして,のんびりと食事を楽しみました。

20時頃: ウォーターフロントパークで写真撮影

食事を終えた後は,雨が降る中,ウォーターフロントパークへ行き,「ミニー・ベスティーズ・バッシュ!」イベントのデコレーションを楽しみました。雨と寒さのせいか,ウォーターフロントパークにはほとんど人がおらず,写真は撮り放題。

ショーを観ることは出来ませんでしたが,「ミニー・ベスティーズ・バッシュ!」イベントをそれなりに楽しんだ気にさせてくれるデコレーションでした。

まとめ

以上のように,大雪の可能性もあった,冷たい雨の降る東京ディズニーシーを半日だけでしたが,十分に堪能することが出来ました。今回は「ファンダフル・ディズニー・パスポート(対象日限定)」で通常よりお得にパークに入ることが出来たため,満足度も高かった気がします。

シーばかり行っているので,そろそろランドにも行きたいところですが,果たしていつになるのでしょうか……。