【書籍・雑誌】『ひとりディズニー50の楽しみ方』を読み終えた話 (2022年3月)

こんにちは,ドナルド・だっくんです。

『ひとりディズニー50の楽しみ方』(Kindle版)を購入

今週の初めに『ひとりディズニー50の楽しみ方』(著者:みっこさん,サンクチュアリ出版)という本のKindle版がセールとなる情報をTwitterで入手しました。

著者である,みっこさんがツイートされており,気付くことが出来ました。
お手頃な価格で,ものも増えない電子版(Kindle版)ということで,これは良い,と思い購入にいたりました。

『ひとりディズニー50の楽しみ方』購入

この本が発売されたのは2021年の夏で,存在は知っておりました。
しかし,地方在住での身で「ちょっと,今度,ひとりで東京ディズニーリゾート行く!」とでも言おうものなら,間違いなく家族の反対に遭う(ひとりで行くなんてズルい,我々も連れて行きなさいという主張)ことがわかっており,ひとりディズニーは自分には関係ないだろうと思い,購入しておりませんでした。

そんな感じで本の発売から半年以上経った今頃ではありますが,みっこさんの書いた本が電子書籍で安く購入出来ると(ご本人のツイートで)知ったのは何かの縁だろうと,購入いたしました。

みっこさんを知ったきっかけ

読了感想等を書く前にもう少しだけ,導入部分の話をしますと,みっこさんはいわゆるDヲタ界隈では非常に有名な方という認識です。私はブログ「TDRな生活(-_-).。oOO」でみっこさんを知りました。

確か,2010年頃だったかと思いますが,東京ディズニーリゾートのバックグラウンドストーリー(BGSなどと略されることもあり)を知るのが自分の中でブームになっていた時期がありました。その頃に,いろいろとインターネットで検索すると,よくヒットするブログが「TDRな生活(-_-).。oOO」でした。

ストームライダーが終了し,替わりにニモ&フレンズ・シーライダーが導入されることが発表された頃の「TDRな生活(-_-).。oOO」の記事は非常に印象に残っています。

「そんな素敵なブログを運営されている方の本なのだから,ひとりがどうとか言わないで買えばよいのに」と今更ながら思いますが,とにかく『ひとりディズニー50の楽しみ方』(Kindle版)を購入,読了しましたので,以下,ネタバレに注意しつつ,感想等綴ります。

『ひとりディズニー50の楽しみ方』(Kindle版)を読了

この週末に一気に『ひとりディズニー50の楽しみ方』を読了しました。
読み終えた率直な感想は「東京ディズニーリゾートへ行きたいっ!」,これに尽きます。

そして,タイトルこそ「ひとりディズニー」とされていますが,中身は「ひとり」に特化した話というわけでもないかと思います。
ブログ同様,みっこさんならではの視点で東京ディズニーリゾートの細部までいろいろと書かれており,東京ディズニーリゾートの読み物として非常に面白かったです。

例えば,Point 28ではアトラクションの出口に書かれたメッセージが取り上げられています。
アトラクションの出口付近はアトラクション体験後の高揚した気分もあり,グループで行くと細かいところまで気にすることなく通り過ぎてしまいがちですが,そういった細部にまで目を向けられるのは,ひとりディズニーの特権なのかもしれません。

アトラクションの出口に書かれたメッセージで私が一番印象に残っているのは,東京ディズニーランドのイッツ・ア・スモールワールドのスポンサーが「そごう」だった頃に記載されていた,「せかいをあなたに そごう」です。「せかいをあなたに」というのは,なかなかスケールの大きい話だと感じました。

また,Point 42ではパークの様々なところで見かける数字にスポットが当てられています。
知っているものもありましたし,知らなかったものもありましたので,次回パークへ行く際には今まで以上に数字に着目したいと思います。

本書で取り上げられている「ニモ&フレンズ・シーライダー」の近くにある数字に関しては,おそらく,映画『ファインディング・ニモ』の舞台がオーストラリアのため,イギリス様式のDDMMYY表記をしているのだと私は推察しています。

上記記載のポイントを初め,本書ではひとりディズニーの楽しみ方として50個のポイントを挙げていますが,これらに縛られる(?)こともなく,ひとりだからこそ,好きなことを好きなだけ楽しめば良いということなのだと改めて思いました。
「東京ディズニーリゾートに行く」ということに対する先入観を捨てられるかが鍵になりそうです。

面白く一気に読み進めたため,あっと言う間に読了してしまった『ひとりディズニー50の楽しみ方』ですが,Kindle版を購入した私には一つだけ問題があります。
それは……,もし今後パークで著者のみっこさんにお会い出来る日が来た際,著者サインを頂くための本の現物がないことです。こうなったら,Kindle本体かカバーにサインを頂くしかないかと思っています。