【コンサート】ディズニー・ワールド・ビート 2022@富士市文化会館ロゼシアター (2022年8月)

こんにちは,ドナルド・だっくんです。

「ディズニー・ワールド・ビート 2022: JAZZ ANIMALS~夢を奏でる動物たち」 富士市文化会館ロゼシアター公演

音楽は,やはり生演奏で聴くと「違う」と改めて感じさせてくれたのは,今年5月の「東京ディズニーシー 20周年タイム・トゥ・シャイン! イン・コンサート」でした。

その興奮冷めやらぬうちに,夏休みの特別なお出かけイベントも兼ねて予約したのが「ディズニー・ワールド・ビート 2022: JAZZ ANIMALS~夢を奏でる動物たち」の静岡県富士市の公演でした。

本日当ブログにアップするのは,この夏,待ちに待った「ディズニー・ワールド・ビート 2022: JAZZ ANIMALS~夢を奏でる動物たち」の鑑賞記です。

コンサート物販はパンフレットとピンバッジを購入

今年5月の「東京ディズニーシー 20周年タイム・トゥ・シャイン! イン・コンサート」ではコンサート物販はパンフレットしかなく,ディズニーグッズ好きとしては,少し寂しい感じでした。

しかし,「ディズニー・ワールド・ビート 2022: JAZZ ANIMALS~夢を奏でる動物たち」ではコンサートグッズが幾つかあり,さらにインターネットでの購入も可能で,コンサートに行けずともグッズは楽しめる素敵な状況です。
※インターネット購入も可能とは書いたものの,2022年8月24日現在,インターネットでは多くのグッズが注文不可となっています……。

数あるグッズの中で私が購入したのは,パンフレットとピンバッジです。

ドナルドがトロンボーンを吹いているキービジュアルは最高で,そのピンバッジとなると,今後,ディズニー関係のコンサートの度に付けていく等の活用が期待されます。

パンフレットについては,ディズニーに限らずですが,鑑賞(観賞)するものについての多くでパンフレットを購入する習性が私にはありまして,例外なく今回も購入。
公演終了後の夜などにパンフレットを見返して余韻に浸るのが好きです。

購入レシートにもしっかりコンサートロゴが表示されているあたりのこだわりは嬉しくなります。

子どもがコンサートグッズ一覧を見て,「あの太鼓(受注生産のボンゴ)が欲しい!」と言っていたのですが,本格的なボンゴを買ったところで,本当にただの飾りで終わってしまいそうですので,やめておいたことは付記しておきます。

コンサートのセットリスト (詳細は記載しません)

セットリストについてはパンフレットに記載されており,一部は公式Webサイトの開幕レポートでも確認出来ますので詳細は省略いたします。

全体を通しての率直な感想は,どの曲も迫力ある演奏で良かったのですが,もう少しだけヴォーカル付きの曲があっても良かったかなぁ,というところ。

演奏が素晴らしいのは勿論のこと,4人のヴォーカリストが皆さん本当に素晴らしかったのです。
『アナと雪の女王』より「あこがれの夏」,『メリー・ポピンズ』より「チム・チム・チェリー」,『ミラベルと魔法だらけの家』より「秘密のブルーノ」,『リトル・マーメイド』より「パート・オブ・ユア・ワールド」,いずれもハーモニーが素晴らしく最高でした。

上記の中でも,JAZZというよりちょっとボサノヴァ風なアレンジに思えた「パート・オブ・ユア・ワールド」は夏の夜に,涼しげな雰囲気を醸し出していたように感じ,特に印象に残っています。
この曲でメインヴォーカルを務めていたApril Nelsonさんは,2019年の第一回「ディズニー・ワールド・ビート」公演にも参加されていたとのことで,2019年は観ることが出来なかったことが悔やまれます。

また,第一部の『メイク・マイン・ミュージック』より「君去りし後」では映像と演奏が完璧にシンクロしており,とても感動しました。
恥ずかしながら『メイク・マイン・ミュージック』はこのコンサートで初めて観たのですが,生演奏音声という豪華なバージョンの初見となり,感無量です。

映像と演奏のシンクロと言えば,第二部の『ドナルドのダンス大好き』も最高でした!
まさかのオープニングの歌から生歌で始まり,まるで普通に音声付アニメーションを見ているかのように生演奏と映像が流れる様子は圧巻。
『ドナルドのダンス大好き』はDisney+で視聴可能なので,そのキャラクターボイス以外の音声全てが生演奏という凄さを追体験可能です。

そして,パンフレットや公式Webサイトにも載っていない沢山の曲たちも本当に素敵で,ピアノを演奏していたジョナサン・カッツさんがアレンジしたという曲は鳥肌ものでした。
また,「ディズニーと言えば」のあの曲のJAZZバージョンでは子どもも大喜びで曲にのっていました。

最後は会場全体がスタンディングオベーションで公演終了。
予定終了時刻より少し時間を超えていましたが,まだまだ聴いていたいと思える素晴らしいコンサートでした。ディズニー・ワールド・ビート2023があるのなら,是非,また聴きに行きたいと思います。

最後の最後になりますが,実は,しばらく「ディズニー・ワイルド・ビート」と勘違いしていたことは内緒です。サブタイトルが「夢を奏でる動物たち」だったので,てっきり「ワイルド」だと思っていたんですよね……。